今回はアブダビに世界のドローンが集結した
コンベンション UMEX2018を取り上げます 大和タケル
普段はなかなか見れない各国の最新ドローンに
ついて簡単にまとめましたので ご覧ください
まずズボーン!!と入り口で目立っているのは
Piaggio P.1ハンマーヘッドです
二輪に詳しい人ならイタリアのピアッジョ
と聞けばピンとくるかもしれません
アプリリアやべスパなどの親会社なんですが
航空部門のピアッジョアエロスペースは
実はフェラーリに買収されてます
この機体はエンテ式でスパン/翼幅が15.6mもある
大型ドローンで最高速度も730km/hとかなりだせるようです
次の注目機はロッキードが自社開発している
次世代ドローン フュリーです
パっと見は開発中止になったノースロップの
X-47Bっぽく見えますが 下から見るとスパンが
ずっと長いですし こちらはプロペラ推進です
X-47B等と比較すると コスト的にはこちらの
ほうが廉価に思えます
なんかシルエットはMe163 コメートを
無尾翼化したっぽく見える気がします
その他におもしろいデザインのものを挙げておきます
これもいいですね Good Design!
まさにガルウィングの主翼に尾翼はファントムの
ように下向きに斜めに取り付けられてます
アニメに出てくるような楽しいデザインですが
実際の飛行を見てみたいもんです
ちょっとマッハ号に搭載されていた元祖ドローンの
ギズモ号を思い出しましたよw
こちらの小型ドローンもSFチックなエアロフォルムを
しています
こちらのダグテットファン式のドローンも
相当に空力特性が優れて見えます
見ていて解ると思いますが 空力やサイズ等を
突きつめていくと生物のフォルムに近づいていきます
生命が数億年をかけて通ってきた道ですから 当然です
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例えば これは米軍が開発中のPerdixという
30cm程度の小型ドローンの動画ですが
これが103機も一度に動かすテストがされました
鳥や小魚に多い群体の動きを模したモデルです
これは群れの動きだけですが近い将来には
現在のものより遥かに進んだA.Iが搭載されて
ドローンは人工生命体に発展していくでしょう
生物化は決して外見だけではありません
それらのバイオドローンは危機を察知して避けたり
ある程度の機体の損傷は自己診断した後に
自動修復したりできるようになるでしょう
早く見たいものです