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MECAROMANIA
今回は空モノとして 日本の戦後航空のスタート
初のジェット機である スバル/旧富士重 T-1
練習機です
機体の製造は戦前 戦中と一式戦 隼や
四式戦 疾風などの名戦闘機を送り出してきた
中島を前身とする富士重 現在のスバルです
いま見てもとても洗練されたデザインです
特にこのタイプの機首のインテークは
不細工なブタ鼻となることが多いんですが
このT-1は微妙なRを繋いで見事な造形をしています
昭和33年(1958年)1月の初飛行から
平成 15年(2003年)の最後の飛行まで
実に40年間に渡って 飛び続けたのは当機の
優秀さを示すなによりの証といえるでしょう
KITのほうはプラッツからとても良いプラモが
出ていますが こっちはまとめ買いした中に
入っていたハセガワ 1/72です
おそらく50年くらいはたっているキットだと思います
パーツもすごく少なくて主翼などはパチパチになってます
その割にプロポーションはなかなか良い出来だと思います
それと箱絵がすばらしい! 渋い色調の富士山をバックに
飛ぶT-1 初鷹は初期の傑作航空画と言えるでしょう
厳選 軍用機キットコーナー
左はキットに付属していたシート
ウェイトを入れるように書いてありましたが自分は
余っていたホワイトメタルのシートをちょっと
改良して載せたので一石二鳥でした
(シートだけに一席二鳥なんて ( "ω")W)
ただ やはりデカールはほぼ壊滅状態でした><
胴体はストックからもってきましたが
主翼の日の丸は穴が開き 2枚を重ねて貼ってます
だからちょっとぼこぼこですなW
機体のナンバーなども寄せ集めたデカール
なのでちょっとおかしいところもあります
それでやるならやはり芦屋基地の第13飛行教育団
のマーキングしかないなぁと思ったので紅白の
塗装にしました
基本的に 二色なのでH-19などに比べれば
ずっと楽でしたがやはりRの多いマスキングは
ちょっと歯ごたえがありました
最後にかつての主力戦闘機F-86Fセイバーとの
2ショットです
こうしてみるとセイバーの主翼や垂直尾翼の
翼端などが無骨な断ち切りなのに対して
T-1 はいかにも日本らしい曲線を持っている
のがよくわかります
ちなみに F-3第五世代戦闘機も開発パートナーが
決まり実証機X-2に続いていよいよ機体の開発が
本格的に始まります
日本の未来を守る宿命(さだめ)を背負って
わが国の主導で生まれてくるF-3が本当に楽しみです