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科学力と軍事力は 例えるなら
車の車体とエンジンです
車の車体とエンジンです
強力なエンジン(科学力)があって はじめて
すごい性能の車(軍事力)が造れます
ここでは日本の次世代防衛力を高める
軍民の技術をあわせて いくつかご紹介します
今回は侵略者に対して反撃する際に
有効な矛となる装備を攻撃編としてまとめました
新型空対艦ミサイル「XASM-3」
防衛省装備施設本部は3月31日、「XASM-3」の
実用試験用供試弾を三菱重工業に発注
供試弾は2017年度に実施する予定の実用試験で使用する
こちらは現在 開発中のXASM-3です
この対艦ミサイル マッハ3だとか
敵空母を一発で撃沈するだとか
なんかいろいろと言われてますけど
実際にスゴいです
特にエンジンが固体燃料ロケットブースターと
ラムジェットエンジンを組み合わせた
固体ロケット・ラムジェット統合推進システム
インテグラル・ロケット・ラムジェット、IRR
という点です
実は、このエンジンシステムなら酸素の
無い大気圏外での飛行も想定できるので
第六世代機が宇宙空間等に飛ぶための
ターボ/ラムジェットなどと並んでエンジン
候補の一つにもなっています
このミサイルのようなハイブリットエンジンのターボ/ラムジェットなどと並んでエンジン
候補の一つにもなっています
実証データはどこも欲しがると思います
電磁加速砲
防衛省技術研究本部は、従来火砲では実現不可能な
弾丸初速を実現する艦載電磁加速砲の基礎技術に関する
研究を継続 2016年度から研究試作を開始する計画。
これは有名なレールガンタイプのようです
火薬では実現不可能な弾丸初速とありますが
どの程度でしょうか?
ロケットにしろ大砲にしろ 基本的に
一度の爆発による加速しかできません
(だから多段式になるわけです)
ところがレールガンの場合は 好きなだけ
レールを延ばせば それに比例して加速できます
しかも現時点でも最大速度8km/s程度は可能です
これは120mm戦車砲の約4倍以上の速度です
またレールガンの射程距離は110カイリ（約204㎞）
とされており 戦艦大和の46cm砲の射程距離は42㎞
と比較しても遥かに大きいものです
ここからは一応 日本の民生研究です
どちらもすばらしい研究です
高出力レーザー
大阪大学が開発した世界最強のレーザー
「Laser for Fast Ignition Experiment (LFEX)」
LFEXのパルスのエネルギーは2ペタワット
オースチンのテキサス大が1ペタワットの
レーザーを開発が阪大はテキサス大のそれの
100分の1のエネルギーしか消費せず、
出力も2倍を超えているという。
阪大ホムペより
阪大がこれ程 高出力レーザーを持っているのは
阪大がこれ程 高出力レーザーを持っているのは
ずっと核融合のGekkOシステムを開発してきたからです
ですが 2petaWとは恐るべき出力です
ちょっと前にツベに米海軍の艦船搭載レーザーが
公開されて話題になりましたが あれで10KWと
いわれています
つまり10000Wです それで2petaWというとですねぇ・・
ペタは10の15乗なので 2000000000000000Wです
( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ …むろん施設用のレーザーですけど このシステムを
小型化して メガレーザー化するだけで弾道弾無力化
できるのでは? と思える優れモノです
自分は核兵器開発より こうした高エネルギー兵器に
よる核無力化の方がずっと有効だと思っています
自分は核兵器開発より こうした高エネルギー兵器に
よる核無力化の方がずっと有効だと思っています
低ソニックブーム機
JAXA
世界初！低ソニックブーム設計の超音速試験機の飛行成功
超音速飛行時に発生するソニックブームの低減技術は、
次世代超音速旅客機を実現するための最重要課題の1つ
この課題解決のため、JAXAのD-SENDプロジェクトでは、
JAXA独自の「低ソニックブーム設計概念」実現性と
国際基準検討に貢献可能な技術やデータを提供する
ことを目的としている
こちらは民間の高速旅客機向けのソニックブームの
低減実験機ですが 今後F-2の後継機開発に際して
低空侵攻等のできる ステルス攻撃機に役立つのでは
ないかと思います
F-35などはアンチレーダーと低視認性が実装されていますが
この機体のように衝撃波などが外界へ与えるの影響が
少なければ それだけ探知に対しても有利となるでしょう