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MECAROMANIA
毎年恒例でハロウィン企画としてモンスターや
怪獣を作っていますが 今年はぺギラを載せます
ぺギラは当時 大人気だったウルトラQの
第5話 ぺギラが来たと第14話 東京氷河期の
2話に登場しています
(ちなみに自分は第11話 バルンガが一番好きですね)
冷凍怪獣というくらいで口から強力なマイナス130度の
冷凍光線(画面ではガスみたいですが)を吐いて
全てを凍らせます
この光線を受けると物体が浮かび上がります
これは当時の東宝系にみられた疑似科学というか
妖星ゴラスなどでも説明されてますがマイナス273度
などの低温にすると核振動量が止まり そうすると
重力が中和される?というような設定です
ひょつとすると宇宙空間→絶対零度→無重力
こんな発想だったのかもしれません
もちろん温度と重力との相互作用はありません
重力は質量があるか 遠心力がある場合など疑似的に発生します
またこのぺギラは伝説的になっているデザインの
成田亨と造形の高山良策の初コンビの仕事で
元は羽毛があったり また逆に角や牙は高山が
造形時に加えたとのことですね
このキットはバンダイのものですが
とても出来がいいです
少し翼の合わせに修正が必要ですが
眠そうな目といいバランスといい
よく原作の味を生かしています
特にお腹の皮の表現がすばらしい
オーストリッチみたいなイボがあって
いかにも怪獣らしい感じに仕上がっています
これだけど塗りだけで終わってしまうので
今回は第5話 ぺギラが来たのイメージで
南極基地が襲われるシーンを再現してみました
劇中ではすぐやられた 南極砕氷船ふじ
とのショットもたくさん撮りました
おまけ
第24話「ゴーガの像」に登場したゴーガです
怪獣じゃなくて貝獣というのがおもしろいW
イボのある不思議な形の貝殻をゲット
したので なにかにできないかと考えて
ゴーガを思いつきました
粘土で作って目をこしらえて 組み合わせたら
ハイっ! ちっちゃいゴーガの完成です
タイムスリップグリコの大阪万博のガス館などと
組み合わせてみました