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MECAROMANIA
今回は #M50オントス自走無反動砲です
古今のあらゆるAFVの中でも最もSFチックなメカと
いっても過言のないユニークな車両です
実車は 元は米陸軍の汎用軽車両計画の一環として
M40 #106mm無反動砲 を6門搭載したT165試作車として
開発されたものでしたが 陸軍では不採用となり
結局 米海兵隊に気に入られて297両が生産されました
ゴテゴテして見えますが9t弱の車体で50km/h近くの
速度で走行可能でした
このキットはRevell製なんですが元は有名な
#レンウォールの金型でスケールが1/32です
車体の構造として観音開きの大きなリアハッチがあります
そのために内部がかなり見えてしまうんですが
元はカラッポでした だからジャンクパーツなどで
操縦席やエンジンにキャビンなど再現してあります
メインの106mm無反動砲ですが中空ではなくて
はめ込み式になっています
そのため重量感はあるんですが長い砲身のために
どうしても少しヘタレてきてしまいます
一方でギミックのレンウォールらしく可動部の
多さは凄いです
全ての車体ハッチや砲身の仰角などはもちろん
無反動砲の栓尾の開閉までできます
六連装106mm無反動砲の威力は絶大でベトナム戦争に
おいて #ケサン攻防戦 などで活躍しました
ベトナム戦争でのオントスの戦闘シーン バックブラストが
凄すぎてどっちへ向けて撃ったか一瞬わからんw
またベトナム戦争中にLVTP-5と写っている写真が
あったのでキットで再現してみましたよ
それから オントスは三人乗りなんですが
見ればわかりますが とにかく内部が小さいです
どれだけ小ぶりだったかというと #豆タンク で有名な
陸自の #60式自走無反動砲 と比較しても車高以外は
同じくらいみえますが このファインモールドの60式は
1/35です 横のオントスは1/32なので少し大きめ
なのにほぼ同じにみえています
60式でさえ膝が折れそうになったという話も聞くので
こんなスペースにデカい米海兵が乗っていたかと
思うとちょっと笑ってしまいます
やはり乗員は小柄な者が選抜されたんじゃないでしょうか?
おまけ
最後は遊びで架空特撮シーン
突如 現れたガイラに対して #防衛出動した自衛隊
米軍にも出動要請があり 被弾のため日本に送られて
修理されたM50オントスも急遽 参加した
みたいな設定ですw