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MECAROMANIA
今回はドイツの重地雷処理車Minenräumer
ミーネンロイマーです
アルケット製重地雷処理車ミーネンロイマー
とにかくww1以来の世界中の装甲車両の中でも
最もユニークなものと言えるでしょう
最新の戦争でもそうですが地雷はとても厄介な兵器です
特に埋められたままの地雷は戦争終結後も
被害を及ぼすケースが多々見られます
そうした地雷の処理のための車両なんですが
シューという鉄製の部分で地雷を踏んづけて
破裂させるというアイデアがすばらしいですね
これはアルケットタイプの車両で クルップタイプは
型がまったく違います
とにかくどこをとってもドイツらしいデザインです
造ってみるとわかりますが車体底面もV字形になっていて
即席爆発装置/IEDなんかに対応している最近の
装甲車の先駆となっています
マイナーなので知らない人のためにサイズを
示してみましょう
完成した片輪と1/35のジープとの比較です
お分かりいただけたであろうか?
全体で50t以上あり いかに巨大なメカか見て取れます
ただこのメカからはドイツの敗因も伺えます
というのはこれは転輪のパーツなんですが
片側だけで これだけの部品が必要となります
一方でソ連/ロシアはT-34の前を歩かせた歩兵に地雷を踏ませていた
これじゃ差がつくわけですw
二式戦車との比較
このキットはモンモデルのですが合いはまあまあです
削るにしてもプラがやわらかいので加工しやすいです
実車の構造が特殊なので車輪の組み立ての工程の多さとかは
仕方のない処でしょう
ところで このミーネンロイマーはすごくSFメカっぽいと
おもっているので 自分が前に作ったSFメカっぽい車両と
セットにして遊びで こんな画像を造ってみました
アカシマ 宇宙科学スペースタンクシリーズなんてw