電気推進船の過去と現状

川崎の船舶用発電モーター

みなさんは電気推進船というのをご存知でしょうか?

これはディーゼルなどの内燃式エンジンではなく

電気の力で推進する船のことです

電気モーターで進む船というと未来的な感じですが

実はポンポン蒸気船に負けずに１８９６/明治１９年に

シーメンスが１２０アンペア バッテリーで11 km／ｈ 

という速力を出しています

また近年では　コンテナ船なども次々と誕生しています

ふたば　向島ドック/井本商運/小池造船海運　

電気推進用発電機　ダイハツディーゼル　6DE-23　1500KW×2

また既に常備排水量18500tの2代目　しらせは

約30Mw の発電能力で約3万馬力の軸出力を出せる

統合電気推進艦を実現しています

統合電気推進艦

これは推進用の電力と艦内での装備や電灯など

全ての消費を発電モーターで賄うシステムのことです

現在はまだ各国とも発電モーターとディーゼルとの

ハイブリットタイプが多いんですが

海上自衛隊の護衛艦でも計画が進められています